足のむくみを引き起こす怖い病気について

むくみは病気によって引き起こされることも

ほとんどのむくみは生活習慣の乱れによって引き起こされます。しかし、むくみの中には病気が原因となっているものもあります。むくみは命に関わるようなものではありませんが、なんらかの病気の兆候として表れることもあるのです。

 

むくみの症状に合わせて、頭痛、腹痛、眩暈、動悸など、その他の症状が重なるようであれば病院で診察を受けた方がいいでしょう。また、むくみの現れ方も通常とは異なり、痛みや疼きをともなったり、触った感触が固かったり、むくんでいる部位の皮膚の色が変わったりすることがあります。こうした異常が見られる場合にも注意が必要です。

むくみを引き起こす病気

むくみは全身性浮腫と限局性浮腫に分けられます。全身性浮腫は体のどこにでも現れるタイプのむくみであり、限局性浮腫は特定部位にのみ現れるタイプのむくみです。

 

全身性浮腫は重力の影響で下半身に多く見られるのが特徴であり、足のむくみなどが代表的です。限局性浮腫は基本的に左右バラバラに症状が現れるのが特徴です。

病気による全身性浮腫

  • ・心臓病による心臓性浮腫
  • ・腎臓病による腎性浮腫
  • ・肝臓病による肝性浮腫。水太りをともなうことが多いのが特徴
  • ・内分泌系疾患にともなう内分泌性浮腫。通常のむくみよりも触れた時の感覚が固いのが特徴
  • ・栄養障害による栄養障害性浮腫。摂食障害で食事が取れず、血液中のタンパク質が低下したことによって発症するのが特徴

 

また、病気ではありませんが、むくみには薬の副作用によって発症する薬剤性浮腫というものもあります。

 

病気による限局性浮腫

皮膚感染症による浮腫

みずむしの二次感染、傷口から細菌が入り込むことによって発症することが多いのが特徴。発赤、熱感、疼痛をともなう場合は原因として丹毒や蜂窩織炎が考えられる。

アレルギー性浮腫

じんましん、食物アレルギー、薬物アレルギー、ストレスなどが原因で発症するのが特徴。

静脈性浮腫

下半身の静脈の血液が鬱血することで発症するのが特徴。深部静脈血栓症や下肢静脈瘤など、

リンパ性浮腫

股関節や膝関節の手術後、がん治療によるリンパ節の切除後、また、怪我による損傷などが原因で発症することが多いのが特徴。また、加齢によるリンパ管の機能不全も発症原因の一つ。

廃用性浮腫

下半身の筋力低下によって発症するのが特徴。下股の手術後、脳卒中の後遺症、関節リウマチ、加齢など。