足のむくみに効果のある漢方薬とは

むくみの改善には漢方薬も効果的です。西洋医学の医薬品は病気の原因となるものを撃退することを目的としていますが、東洋医学の漢方薬は免疫力を高めることにより病気に打ち勝つ身体を作ることを目的としたものです。漢方薬は足のむくみをはじめ、全身のむくみに効果を発揮します。

東洋医学の概念

東洋医学においては、人間の身体は『気』、『血』、『水』という三つの要素から成り立っていると考えられています。気は体を動かしたり支えたりするエネルギーのことであり、血は内臓をはじめとする体の器官に栄養を与える液体のことであり、水は飲食物から消化吸収される体を潤す液体のことです。

 

これらのバランスが整っている状態こそがもっとも望ましい体の状態であるとされており、東洋医学では治療を通じて気、血、水のバランスを整えることを目指します。

 

東洋医学ではむくみは水腫と呼ばれています。東洋医学ではむくみについて、気が足りておらず、水が滞っている状態と定義しています。むくみの改善のために処方される漢方薬はこれらのバランスを整える効果を持つものです。

 

むくみに効果的な漢方薬

漢方薬は自然界の動植物や貝類などから抽出された生薬の組み合わせによって作られます。一種類の漢方薬でも、生薬の配合を変えることによって効果を調整することができ、さまざまな症状に対応することが可能です。

 

むくみの治療薬として処方される漢方薬の内、代表的なものは以下の通りです。

 

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
  • 五苓散(ごれいさん)
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
  • 真武湯(しんぶとう)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)

 

漢方薬の入手方法

漢方薬はドラッグストアなどで気軽に購入することができます。インターネットショップでの取り扱いも豊富です。

 

しかし、インターネットショップでは日本で認可されていない原料を使用した危険な漢方薬、品質管理が十分に行われないまま作られた粗悪な漢方薬、ラベルや内容成分を偽造した偽物の漢方薬なども数多く流通しています。また、漢方薬は一人一人の体質によって適したものが変わってくるので、正規品でも体に合わない場合、十分な効果が得られない可能性があります。

 

漢方薬を使用する場合、漢方医や漢方医学に通じた医師のアドバイスを受けることをおすすめします。漢方薬は副作用の心配もほとんどなく、体に合うものが見つかれば長く使い続けることができます。